菊芋新発見~見聞行考録~

菊芋の栽培や6次化のことを思うままに書いています。

菊芋チップスの厚み

今は菊芋栽培4期目です。
菊芋の加工品も1年目から作っていますから、菊芋の6次化も4期目です。
いつか6次産業化できる日が来るでしょうか・・・
菊芋を収穫できる時期は11月から翌年3月までと比較的長いのですが、それでも生イモを食べる事が出来る時期は限られます。

熊本県辺りの場合です。地区によって収穫時期は異なるようです)
通年で食べたい場合は、乾燥させた菊芋を戻して食べることになります。
菊芋を乾燥させた加工品で著名なものには、菊芋チップスや菊芋パウダーがあります。
菊芋チップスは、菊芋をスライスして乾燥させたもの。
菊芋パウダーは、乾燥させた菊芋スライスを粉砕して粉末にしたものです。
菊芋チップスは、以下の工程で作ります。
収穫して、洗浄して、切って、乾燥させて、袋に入れて、保管する。

利くもパウダーにする場合は、乾燥後に粉砕する工程が加わります。
かなり手間がかかる手順です。


今、迷っているのは、菊芋を切る(スライスする)場合の厚みです。

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どれくらいの厚みで切るのが適正なんでしょう?

菊芋チップスを水で戻して食べる場合は、厚みがあるほうが、菊芋のシャキシャキした食感が味わえます。
生イモと全く同じ感触ではありませんが、シャキシャキ感は十分味わえます。
水で戻さないでそのまま食べる場合は、チップスの厚みが薄いほうが食べやすそうです。
好みに個人差が出そうなのが、焙煎して食べる場合です。
薄いものだと、焙煎時に注意しないと焦げてしまいます。
いろんな厚みのものを食べて、どの厚さがいいかを自分の好みで決めるのが一番です。