菊芋新発見~見聞行考録~

菊芋の栽培や6次化のことを思うままに書いています。

収穫した菊芋を無駄にしないように

菊芋は土の中で育ちますから、収穫時には土がついています。
その状態では品質は判りません。
だから収穫した物は全部洗浄します。
洗浄して品質が良い物とそうでない物を選別します。
品質が良くない物にも、それなりにイヌリンが含有されているはずです。
それを捨てるのはもったいない。
だから、品質がよくないものは自家消費しています。
自家消費するものは、乾燥させて使っています。
乾燥させた物をミルで一旦軽く砕いて、比較的良質な場合は菊芋パウダーにします。
あまりよくない場合は、砕いたものを使って菊芋茶用に使っています。
軽く砕いたものは、下の写真のような感じです。

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インスタ映えしそうな写真かも。
でも、綺麗なのばっかりってつまらない気もします。
と書いていて気がつきました。
菊芋畑の写真って、秋のものが少ない気がします。
茂った菊芋の茎が倒伏したり、雑草も茂って鬱蒼とした様子は、あまり美しくはないですね、確かに。

ちなみに、写真のような原料を使っても、菊芋茶の味わいは十分出ています。

今日の記事は、購入した菊芋に良品でない部分があった場合に、何かに使う参考になればと思って書きました。