菊芋新発見~見聞行考録~

菊芋の栽培や6次化のことを思うままに書いています。

菊芋も売れる野菜の仲間入りかな

農業ビジネスマガジンを読みました。

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この本の「注目の野菜カラーガイド」という特集に、トピナンプール(キクイモ)として菊芋が紹介されていました。

なんだかとっても嬉しかったです。

 

菊芋は、高い血糖値や糖尿病が気になる人におススメの野菜だと思っています。
その市場規模は2000万人とも3000万人とも言われています。
でも、その方々だけが食すればいい野菜ではありません。
いろんな味わいを多くの人に楽しんでもらえるといいなと思います。
菊芋を5mmくらいの厚さでスライスして、他の野菜と一緒に野菜サラダにして食べるのも、おススメの食べ方です。
一般的なサラダの食感に菊芋のシャキシャキ感が加わり、美味しく感じられます。
私のような料理が苦手な人間でも、野菜を切って盛り付けるくらいは出来ますし。
料理プロのシェフが、前菜として菊芋を使われることもあるそうです。
食事の最初にイヌリンを摂取しておくのは、理にかなっている気がします。


農業ビジネスマガジンの記事に使われていたトピナンプールの写真は、私が栽培しているものとはだいぶ様子が違いました。
うちのは、こんな感じです。

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目新しい味を楽しみたい場合は、菊芋を自由に味わってもらいたいです。

通年でのイヌリン摂取を意識した場合は、菊芋の特性を把握して食すると効果的です。
菊芋の品種によっても、イヌリン含有量がかなり違うそうです。