菊芋新発見~見聞行考録~

菊芋の栽培や6次化のことを思うままに書いています。

菊芋の6次化

前回のブログで、農家の6次化と政策である6次産業化は異なる気がすると述べました。
大根などの、消費者に認知されている野菜と菊芋は事情が異なります。
だから菊芋の6次化は、なかなか難しいです。
私は道の駅や直売所のマニアなので、これまで59箇所へ行きました。
生菊芋が出品されていると嬉しくなりますし、じっくり観てしまいます。

でも、あまり売れてはいないように感じます。
加工した菊芋チップスや菊芋パウダーを買い物籠に入れる光景もあまり見かけません。
その理由は、どう調理して食べるといいかわからないからかなと。

菊芋に限らず、認知度が低い野菜は敬遠されているように感じます。
農家が気軽に出品できる地元の道の駅・直売所とは違う販路を構築する必要がありそうです。
某会合で聞いた話しですが、販路を開拓できた人や団体には、栽培面積を増やさないと対応しきれないほどの注文があるそうです。
ということは、菊芋は6次産業化には向いていると思います。
イヌリンという話題性がある成分がある野菜なので、成功するやり方がありそうです。
でも、まだ大きな資本は参入していないようです
・・・・噂はいくつか聞きましたけど、どうなるかな。

菊芋の社会的意義や有効活用方法や売れやすい商品開発のことを考えている身としては、何か機会があるといいなと思っています。

あ・・・  今日のブログタイトルは6次産業化でなく6次化でした。
道の駅・直売所で菊芋を売る場合は、漬物が適していると思います。
ただ、その場合はイヌリンをアピールするならば、誤解を生まないように表現には十分配慮した方がいいと思います。。