菊芋新発見~見聞行考録~

菊芋の栽培や6次化のことを思うままに書いています。

菊芋栽培の感想でよく伺うこと

菊芋栽培は今期で5期目です、

2期目に、親戚に種芋を少し提供しました。

それ以降、毎年、何人かの方に提供しています。

畑を所有しているけれど、プロ農家ではない方が殆どです。

提供する際には、栽培のコツや注意事項を、かなり詳しく伝えています。

イヌリンのことも、自分の知識の範囲で全部伝えます。

提供後フォローの意味でその方たちと連絡しあい、意見や感想を聞くことが多々あります。

栽培環境は各人異なっていますが、以下の要素が共有する感想としてよく聞きます。

①栽培が楽

②2年目以降は植え付けをしなくていいから便利

③事前に留意点を聞いていたので、気楽に栽培できている

3-1)栽は栽培ペースからはみ出た場所に発生した茎は5月までに全部引っこ抜く

→ この時期までに出た芽を抜くのは簡単で疲れない。

3-2)2年に一回程度、土の補強を行った方がいい

→これは、連作障害を理解しつつも、行われない方が殆どです。

菊芋の実は、大きくない方が洗いやすいし、食べやすいようです。

連作でイヌリン含有量が多少減るのも、あまり気にしないとのことでした。

④2年目に芽が大量発生した際には、想像を超える量に驚いた

→でも、事前に対処方法などを聞いていたので、心配はしなかった。

 

プロ農家でない方たちのほうが、菊芋栽培を楽しまれている気がしました。

とはいえ、いつかは根絶する必要があります。

また、菊芋を毎日100g食べたい場合でも、加工品作りまで含めて年間40kgほどが確保できれば、どうにか賄えるでしょう。

それを考慮すると、少量であればプランタ栽培のほうがいいのかも。

 

プランタ栽培のノウハウも蓄積できたら、それも伝えようと思っています。