菊芋新発見~見聞行考録~

菊芋の栽培や6次化のことを思うままに書いています。

菊芋が育っています

やはり今年は、菊芋の生育が早いようです。

6月9日に畑で確認したら、私の背丈を超えて育っていました。

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一番高いものは2mに到達していそうです。

昨年の6月4日に撮影した写真では、目測1m程度の高さでした。

だいぶ早い成長です。

今年は春先の気温上昇が急激でした。

また、例年より8日、去年より2週間以上早い梅雨入りでした。

それらが重なって成長が早かったのかも。

梅雨明けの作業を前倒しでやった方がいいのかな?

今年は、掘り残しの菊芋が発芽して土の中から出てきたのは3月中旬でした。

苗にして育てた分は5月に定植したので、未だ50cmにも成長できていません。

苗も一度試しておきたかったので、それはそれで納得の結果です。

2つの品種を苗にして、その違いも実感できました。

 

ここまは順調な今期の栽培ですが、気掛かりはあと2つです。

白絹病の発生と、夏場の降水量。

一昨年は、8月に雨が降らなくて、いろんな野菜が全国的に不作でした。

早い梅雨入りの影響で、ああいう事態にならないといいのですが。

あっ、菊芋の葉の使い方も再度考えないといけません。

菊芋は栽培に手がかからないと言わています。

イヌリン含有量を増やす工夫などを考慮しなければ、概ねそのとおりです。

菊芋は栽培2年目以降は、収穫とその後の畑のケア以外は省力栽培が可能です。

でも、栽培ノウハウは蓄積していった方が、より良い栽培ができます。

菊芋も丹念に栽培するとそれなりに手間がかかります。

いろんな試みを行う時間の確保が、今は一番の課題です。

やっているうちに意外と道は拓けるし、ノウハウも貯まっていくなと感じています。