菊芋の繁殖
菊芋栽培2年めに、たくさんの芽が出て驚いた人もけっこういらっしゃると思います。
私もそうでした。
それまで、野菜は種1粒から芽が1個出るものと考えていました。
菊芋収穫が済んだはずの場所から、かなりたくさんに見える芽が出ます。
堀残りの一個の実から複数の芽が出る事が多々あります。
小さな欠片からも芽が出ます。
ですから、たくさんの芽が発生します。
放棄地を開墾した第三農園では、かなり念入りに小さな実や欠片まで取り除いたつもりでした。
それでも、かなりの数の芽が発生しています。
他の農園よりずっと少ないんですけど。
ちなみに、菊芋を植えたポッドでも、芽が出始めました。
前ポッドに1個ずつ種芋を入れていますが、発芽している数はまちまちです。
一つしか芽が出ていないものもあれば、複数のものも。
多いのは5つも芽が出ています。
一個の種芋から複数の芽が出たら、畑の中は芽がいっぱいでギョッとしても不思議はないかも。
栽培は、畑の整備や菊芋栽培に費やせる時間や体力次第で、いくつか方法を自分で選べます。
菊芋の特性を理解して、二期目以降は畑を整備したほうがいいと思います。
但し、畑の隅や隣との境界付近は、丹念かつ広めに間引きした方がいいです。
私は、お隣との堺から1m以内に発生した芽は全部取り除きます。
梅雨入り前に3回間引きすると、その周辺は大丈夫のようです。