菊芋栽培の大先輩のお話

昨年は菊芋を１０年超栽培されているＫさんのお話しを聞く事が出来ました。
長期間やっていらっしゃるので、経験知をかなりお持ちです。
それでも、今期もマルチ被覆したら生育がどうなるかと新たな工夫取組も行われていました。
畑も見せていただきました。
菊芋の丈が高くなり過ぎないように途中で切ったり、脇目とりも数回行って、丹念に栽培されていました。
丈が高くなると、台風の被害にあって倒伏するリスクが増します。
ある程度の高さで剪定する栽培手法もあると聞いていましたが、収穫量に影響するのでは?と思い、試す勇気がありませんでした。
でも、どうやら心配無用みたいです。
剪定することよりも倒伏を防ぐ事が収穫量確保にはよさそう。
また、菊芋は日当たりがいい場所での栽培がいいと一般的にはいわれています。
しかし、Ｋさんが栽培されている畑には、日当たりがそれほどよくない箇所もありました。
それでも「土つくり」をちゃんとやれば菊芋は育つそうです。
栽培についてとても参考になることをたくさん伺えました。
収穫した菊芋は隣町の直売所へ出品されているそうです。
菊芋の知名度が上がってきているからか、ここ３年くらい売れる数が徐々に増えてきて、出品分はほとんど売れるとおっしゃいました。
おススメの菊芋の食べ方をうかがったところ、「生キクイモを擦って味噌汁に入れると美味しい」とのことでした。