菊芋畑の手入れ
2月からこの時期は、畑の土つくりの時期です。
一般的には、菊芋畑は牛糞で土を補強するといわれています。
でも、土壌の内容次第で補強の仕方は違うようです。
石灰しか撒かないという人もあれば、鶏糞を使われている人もいらっしゃいます。
鶏糞と牛糞は、酸とアルカリの関係では間逆の働きをします。
どう補強するかは、土壌分析して決めるのが最も論拠があります。
でも、土壌分析してまで土つくりを行われているケースは少ないかも。
気候が変わる時期にはよく雨が降ります。
雨が上がったら畑を点検します。
堀った際に収穫し損ねた菊芋が姿を現すからです。
堀残しの芋はできるだけ取り除くようにしています。
限界はありますけどね。
今年は急に温かくなったからか、発芽が早いようです。
また逆インスタ映えの写真になりますが・・・
この菊芋の実は半分削れています。(赤矢印の部分)
でも、発芽しています。(緑矢印の部分)
根も伸び始めています。(黄矢印の部分)
こういう状態でも発芽する、菊芋の生命力は強いなと感じます。
でも、こういうのだと、生育はあまりよくありません。
また、小さい実が発芽・生育しても、収穫量は少なくて土の成分は吸い取っていく。
菊芋が、救荒植物なのに植物テロと誤解される原因の一部は、収穫後の畑整備の難しさにあると感じています。