菊芋は知るほどよくできるはず
菊芋の勉強会に参加しました。
研究成果発表と、きくいもがみの圃場の現場見学と質疑応答という内容。
貴重な情報がまたたくさん得られました。
通常の面積当収量比3倍以上の収穫ができた人も出席されていました。
圃場では、現地を一見して「そうか、こうすれば水はけがよくなるんだ!」と声をあげられた人も。
きくいもがみの説明前だったので、「この人もレベル高いな」と感じました。
勉強会の会場まで往復4時間以上かけて出席の熱心な方もたくさん。
そういう人たちですから、圃場でも真剣でした。
栽培2期目以降の圃場整備手法の質問も出ました。
もちろん、その応答もハイレベルで期待に応えられていました。
私も6時間かけて出席しました。
ありがたいことに、通常の3時間の勉強会に加えて、個人的に90分以上も、きくいもがみから栽培や加工技の伝授を受けたり、情報交流させてもらえました。
人徳も情報精度も高く、栽培だけでなく加工にも精通し、高品質商品を作られています。
そんな方からノウハウまで教えていただくことが申し訳ないような。
一方的に伺うだけでは申し訳なく、私も情報を出しました。(つたない内容です).,
来年も試そうと思っていることがいくつかあるので、結果はお話ししよう。
私も、自分で試した結果は人に伝えられます。
躊躇うのが、誰かに教えていただいたこと。
研究成果は、論文で発表されるまでは伏せておくのは当然です。
でも、親切な先生は発表前の事も教えてくださいます。
その部分は、発表後・承諾をいただいて等の前提を踏まえてからでないと人に伝えてはいけないと思っています。
研究機関に限らず、熱心に取り組まれている誰かに教えていただいたことも、
その方のノウハウだと思ったものは、承諾なしには漏らさないないように、
自分なりの基準でルールにしています。
だからこそ、教えてもらう側にもモラルやルールが必要だと思っています。
菊芋は知れば知るほど、よりよい栽培・加工ができる余地が多いです。
でも、教えて教えて だけじゃすぐ忘れるかも。
情報を集めて自分で試したけれどわからないことを聞いたら自分の中に刻まれる。
どんな質問をされるかで、質問者の立ち位置や習熟度が伝わります。
さて、今年もなんとか収穫にこぎつけられそうです。
菊芋の収穫は、機械を使っても体力を消耗します。
おじさんにはなかなかシビア。
資金ないからほんの少ししか機械化できていないし。
そろそろ、収穫シーズンに備えて体力作りを始めようかな。
おっと、勉強会で学んだ収穫前の畑の整備もやらなきゃ。