初めて菊芋栽培したプロ農家さんの感想

一昨年親しくなった、バリバリのプロ農家さんがあります。

6次化まで手掛けられています。
10種類以上の農産物を栽培・加工されています。
菊芋に興味を持たれ、昨年の春に苗を提供しました。
（無償ではないです）
無事に収穫できました。

漬物にして販売したそうです。
その人の感想を聞きました。

菊芋は手間がかからないと聞いていた。
確かに収穫前までは、そうだった。
でも、収穫やその後はとても手間がかかる。

掘るのも手間がかかるし、洗浄にも、その後の揃えにも、かなり時間がかかる。

（揃えとは、選別して似たような大きさの菊芋に分別するという意味です）
ラッキョウも栽培しているので感じるんだけど、菊芋は形が不規則なので、洗って、その後を整えるのに、思っていたよりもずっと手間がかかった。
どちらがいいかというと…
いくらで売れるかがポイントかな。

あとは、来年以降の生育次第。
ラッキョウは連作障害がほとんどない。
菊芋がどうなのか、それ次第かな。
でも、概ね、期待した通りだった。
辛口の感想だったかもしれないけれど、満足はしている。
でも、余っている農地があれば、話題の野菜だし、栽培してみる価値はあると思う。
ただ、ネットでみかけたいろんな表現とは、かなり違うね。
良いも悪いも、自分でやってみることが一番。

11月に収穫から加工品作成まで終えられているマメな農家さんの感想でした。
この感想を聞いたのは、昨年12月初旬に菊芋がテレビで紹介された頃です。
この農家さんは、販路も確立されていて別格です。

既に収穫したものは完売されています。